株式会社ヒューマンフォーラム
会長 出路雅明
SPINNSが誕生して25年。
京都にて1店舗目をスタートさせたSPINNSの生みの親です!

 

 

 

Q:SPINNSをつくるまでの経緯と始めた時の気持ちは?

A:僕は学生時代からパンク少年で音楽もファッションも大好きでした。それからパンクカルチャーをきっかけに様々なジャンルの音楽を聞くようになり、同時にファッションも知っていきました。その流れで、高校時代から遊びに行っていたインポートの音楽やファッションを取り扱うアパレルショップでアルバイトとして働くことになり、そのままそこで就職をしました。その会社では若いうちからいろんな国で仕入の経験をさせてもらって、さらにいろんな国の音楽や文化を知ることができました。バリバリ仕事もやって、とても充実していました。
でもある時、ちょっとしたことで会社の仲間と揉めてしまい、とても辛い思いをして最終的には会社を辞めちゃいました。それから今の会社を始めました。前の会社の時みたいに人間関係で辛い思いをせず、楽しくて大好きな仲間とずっと働ける会社にしたいと思って「素晴らしき仲間の集い」という意味のヒューマンフォーラムという会社を始めて「SPINNS」をつくりました。

 

 

Q:SPINNSのコンセプト
(ATTITUDE MAKES STYLE)の意味について教えてください。

 

A:僕はファッションはもちろん、音楽や映画、漫画などの大好きなものから「意味」や「生きざま」を学び、人生が変わりました。その「意味」や「生きざま」を表現しようとSPINNSをつくりました。
SPINNSのコンセプトである「ATTITUDEMAKES STYLE」は自分の意思や主張がスタイルをつくるという意味なのですが、それとは別にファッションだけでなくライフスタイルや友達、大切な人とのかかわり方も提案できる意思のあるお店という意味もあります。あとは会社をつくるときに決めた大好きな仲間とずっと一緒にやりたい、という2つの想いがコンセプトには込められています。

 

 

 

Q:25年の中で印象に残っていることはなんですか?

A:潰れそうになったことかな(笑)。スタートして10年ぐらいした時に会社がなくなるかもって時が実はありました。その時はいろんなことがうまくいかず、仲間を大切にしたいって想いで会社を始めたのに仲間との関係も良くはなかったです。僕自身も体調を崩してしまいました。
そしてある日、会議で仲間に「会社なくなるわ」って勇気を出して言ったんです。その時はもう開き直って
いたので、会社がなくなったら沖縄にでも行って暮らそうかなって冗談で言ったら、その時の仲間が「楽しそうですね。僕も一緒にいっていいですか?」って言ってくれたんです。びっくりしたし、とても嬉しかったです。その時にもう一回頑張ろうって思いました。

 

 

 

Q:SPINNSは今まで若者にいろんなファッションやカルチャーを発信してきましたが、25年で変わったなって思うことはありますか?

A:昔は単純でシンプルだったカルチャーが最近は多様化してきたなと思います。昔は「すごい人」と「その他の人」っていう極端な感じだった気がします。カリスマなやつにみんなが憧れてマネしてるっていう感じかな。今はみんなが自分の意思で活躍できるようになった気がする。SNSやYouTubeなどで自分から好きなコトを発信して人気者になれる時代になっていて、そこが一番変わったんじゃないかな?

 

 

 

Q:今でもSPINNSの現場のスタッフに直接会って話す研修を定期的に行っていますが、そのきっかけはなんですか?

A:やっぱり一番はスタッフに育ってほしい、ということが大きいです。現場のみんなが成長すれば必ず良
いお店ができるし、お客さんも喜ぶ。普通だったら「技」だけ教えると思うんですが、それだけでは成長しないことを経験上知っていたので、僕は会社の想いである「素晴らしき仲間の集い」になるために「心」も一緒に教えるようにしています。僕はスタッフに仕事が楽しくなってほしいし、強くなってほしいし、幸せになってほしいんです。

 

 

 

Q:この先のSPINNSについて思っていることはなんですか?

A:これは願いですけど、僕は流行ってるモノだけを置いてるんじゃなくて、今から流行るものをキャッチしてお客さんに提案し続けていくのがSPINNSだと思っています。僕たちは「ATTITUDE MAKES STYLE(主張がスタイルを作る)」だから、自分たちがこれがいい、流行りそう、みんなに知らせたい!っていうものを発信して育てていかなきゃいけない。
SPINNSにはいろんなスタッフがいて、それぞれいろんな好きなモノがあるから、できないことは無いと思うんです。いつだってSPINNSはファッションの登竜門であり、発信をしていく側であり続けたいですね。